
もうスキニーなんて履けない
「垂れ尻」
ヒップと太ももの境界線がなくなる!?
お尻の贅肉
年齢とともに下垂するヒップは日頃からのケアが大事
年を重ねるにつれて垂れてくるお尻のライン。足やウエストも気になりますが、女性の見た目年齢を大きく左右するのは「ヒップライン」なんです。お尻の贅肉が垂れ下がっていると、それだけで実年齢より老けて見られてしまいます。
ここでは、垂れ尻になってしまう原因と解消法についてまとめています。キュッと持ち上がったヒップを手に入れたい人、必見です。
お尻に贅肉がつくと…後ろ姿年齢がグーンとアップする
お尻から太ももの筋肉が衰えると、贅肉がついて下に垂れやすくなってきます。自分からは見えにくい部分ですが、後ろ姿は周りの人から良く見られているもの。垂れ下がったヒップはおばさん体型のイメージを与えやすいため、実際の年齢よりも老けて見られることが多くなってしまいます。
また、お尻の脂肪が太ももへ流れると足が短く見え、ヒップが平らになって洋服をキレイに着こなせなくなります。
お尻に脂肪がつく原因は
加齢による結合組織のゆるみ
お尻の内部組織を守ることが、美しいヒップラインを維持するコツ
バストラインとともに、きれいなヒップラインは女性の憧れ。しかし、加齢とともに崩れていくのが分かりやすい部分でもあります。
20代の頃のヒップラインは、横から見るとキレイな半円形をしていますが、30代に入ると下部がたわんでくるのが特徴。やがて、ヒップの頂点が下がりウエストとのメリハリがなくなって、四角く見えるようになってきます。こうした変化が起こるのは、お尻の内部がゆるんでくるからです。
お尻は、筋肉・脂肪・皮膚などから形成されていますが、筋肉と脂肪の間には筋膜があり、筋膜から伸びている結合組織によって脂肪が支えられています。しかし、年を取ると筋肉が落ちるほか、結合組織もゆるんでくるため脂肪を支えきれなくなり、垂れ尻につながるのです。
さらに、小走りなどでお尻が揺れると、ゆるみが悪化すると考えられています。つまり、垂れ尻を解消するには、お尻内部のゆるみを抑えることが重要なのです。
STEP1お尻の贅肉を
【しぼって落とす】方法
お尻につきやすい贅肉をしぼり、理想のヒップラインをキープするための方法をまとめています。
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ウォーキング
全身の筋力を高め、基礎代謝力をアップさせるウォーキング。普通にウォーキングをしていてもヒップアップ効果は期待できますが、大殿筋と中殿筋を意識して歩くとより効果的。お尻に力を入れたときに締まる部分が大殿筋と中殿筋ですから、歩幅を大きくし、この2ヶ所を動かすことをしっかり心がけましょう。
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ながら運動
仕事をしながら・テレビを見ながらなど、何らかの動作にエクササイズを組み合わせた運動。特別な時間をとらなくても、いつでもどこでもトレーニングできます。ヒップアップを目指すなら、電車やバスで立っているときにお尻をキュッと引き締めたり、お尻の筋肉を意識して階段を昇ったりすると◎。小さな運動の積み重ねが大切です。
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脂肪吸引
特殊な器具を使い、脂肪細胞そのものを除去する手術。運動や食事制限なしに、気になる部分の脂肪をスッキリさせることができます。お尻が垂れ下がることもなくなり、引き締まったヒップラインが実現。後ろ姿も若返ります。ただし、痛みや内出血といった体へのダメージが大きいため、手術を受ける際には注意が必要です。
お尻の贅肉を【しぼる】
おすすめのエクササイズ方法
美しいラインのお尻をつくるには、骨盤のゆがみを解消し、お尻の筋肉である大臀筋と中臀筋、太ももの内側にある内転筋を鍛える必要があります。ここでは、垂れ尻解消に役立つ簡単エクササイズを紹介しましょう。お尻は比較的エクササイズの効果が出やすい部分なので、垂れ尻の解消を目指している人は、ぜひ実践してみてください。
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骨盤のゆがみを改善する
エクササイズ- 腰に手をあてて、骨盤で円を描くように、左側に5回、右側に5回、回します。
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垂れ尻解消の
ながらエクササイズ- 椅子の背もたれなどに手をつき、肩幅ほどに足を開きます。
- 右足を後ろに15センチほど上げて、10秒間キープします。
- 次に左足を同じように後ろに上げて10秒間キープ。
- 左右1セットで3セットほど行います。テレビを見ているときや、通勤電車の中でもできるエクササイズです。
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お風呂でできる
垂れ尻解消エクササイズ- 浴槽に入り、壁に右手をあてて体を支え、左足で内向きに円を描くように、お湯を10回かきまわします。
- 今度は壁に左手をあてて、右足でお湯をかきまわします。
STEP2お尻の贅肉を
【美しくととのえる】補正下着
お尻の贅肉を整えて、キレイなヒップラインをつくる補正下着を紹介しています。
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ガードル
後ろ姿に自信が持てない方、これ以上お尻が垂れないようにしたい人は、補正下着のガードルを着用するのがおすすめです。
ガードルはヒップの形を整えてくれるだけでなく、着用することで、お尻内部のゆるみによる揺れを小さくしてくれます。お尻へのダメージが少なくなるため、垂れ尻を予防することができるというワケです。
お尻の贅肉を【ととのえる】着用のコツ
下からガードルを引き上げ、鼠径部と中心部分をしっかり合わせます。次にウエスト部分から手を入れて、お尻の贅肉を太もも方向からグッと上へ持ち上げます。ヒップの下部を固定し、きちんと持ち上がっているかをチェック。ガードルの裾を整えて完成です。
贅肉を「ととのえる」効果を検証!
はじめての補正下着サロン体験レポ
30代に入ってからスタイルが崩れ出し、34歳でピンチを感じたレフレッシ編集部の理香。パツパツの太もも、段差のついた脇や背中など、知らず知らずのうちについてしまった贅肉を引き締めるため、初めて専門サロンでフィッティングを体験したレポートを掲載。協力してくれたのは、オシャレで普段使いもしやすいと人気の補正下着メーカーのbloom(ブルーム)さん。補正下着でどれだけスタイルが変わるのか、必見です。