食事制限で贅肉が落ちるメカニズムを調査

食事制限

〜摂取カロリーを抑えて簡単ダイエット〜

摂取カロリー<消費カロリーの図式を守った食事がポイント

ダイエットの基本ともされる食事制限。摂取するエネルギー量を抑えるため、短期間で効果が出やすいのが特徴ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあるので要注意。
ここでは食事制限によって贅肉が落ちる仕組みと取り組み方、食事制限ダイエットの種類について解説しています。正しいやり方を理解し、上手に活用していきましょう。

食事制限でしっかり【しぼる】
からだの部位はココ

全身
摂取エネルギーを調整し、全身の贅肉をバランスよく落としてスリムボディを実現

まずは知っておきたい
食事制限で贅肉が落ちる仕組み

消費カロリー<摂取カロリーを守ることがダイエットの基本

食事制限とは、食事によって摂取するカロリーを抑えてダイエットをする方法。太る原因である「消費カロリー<摂取カロリー」の図式を見直すことで、増えてしまった体重や贅肉を落としていくというものです。

食事制限で痩せる仕組み

食事制限で痩せる仕組みはシンプル。摂取カロリーが消費カロリーよりも少なくなると、体はエネルギーとして必要な分を体脂肪から補うようになるからです。つまり、消費カロリーが1,800kcalで摂取カロリーが1,500kcalだった場合、その差である300kcal相当の贅肉が燃焼されるというワケです。また、余分なカロリーを摂らなければ贅肉として蓄えられることもないため、太りにくい状態になります。

多くの人が食事制限で失敗する理由

「食事制限=食べる量を減らせばいい」と簡単に考え、いきなり食事の量を極端に減らしたり、ほとんど食べなくなるというケースがあります。しかし、これは大きな間違い。摂取カロリーを減らそうとして炭水化物やたんぱく質、脂質といった栄養素が不足すると、体は飢餓状態に陥ります。すると脳は危険を感じ、「栄養を摂れ」という命令を出し続けるのです。こうなると強烈な食欲に襲われるようになり、いつも以上に食べてしまって大失敗…という結果となります。食事制限を成功させるには、バランスの良い食事と適度な運動を心がけることが重要です。

食事制限で贅肉を落とすメリットは「簡単にできて効果が高い」コト

食事制限のメリットは、何といっても短期間で効果が出るという点。摂取カロリーを抑えるだけで自然と体重や贅肉が落ちていくため、即効性を求める人にはピッタリです。体重やボディサイズといった数字に変化が現れるとモチベーションが高まり、ダイエットが長続きするようにもなるでしょう。

もちろんある程度の運動は必要となりますが、運動だけで贅肉を落とそうと考えた場合に比べれば、トレーニングも散歩やストレッチなどのごく簡単なものでOK。運動が苦手で続けられないという人にも適しています。

余分な脂肪を落とす食事制限方法

さまざまな食事制限の方法と、それぞれの方法を成功させるポイントをまとめました。

糖質制限
ダイエット

糖質制限ダイエットとは、糖質を多く含む白米・パン・スイーツの量を制限する方法。糖質を摂取すると血糖値が上昇して脂肪を蓄えやすくなるため、糖質の量を抑えることで血糖値をコントロールし、太りにくい状態にしようというものです。基本的な糖質制限ダイエットにおける1日の糖質摂取量は、70~100gが目安。基礎代謝をダウンさせないよう、筋肉のもととなるたんぱく質は積極的に摂取していきます。

ワンポイント

糖質は三大栄養素の1つであり、人間が生きるために必要不可欠なもの。完全に摂取しなくなると体調不良を起こす恐れがあるため注意しましょう。

置き換え
ダイエット

置き換えダイエットとは、1日の食事のうち1~2食をカロリーの少ない食品に置き換える方法。1日の摂取カロリーを簡単に減らすことができ、置き換え以外の食事は普通にできるのでストレスが溜まりにくくなっています。

ワンポイント

置き換えダイエット後の体は軽度の飢餓状態になっていることがあるため、ここで元の食事に戻すと一気に体重が増えてリバウンドします。栄養バランスとカロリーを考慮しつつ、ゆっくりと食事を元に戻しましょう。

プチ断食
(ファスティング)
ダイエット

プチ断食(ファスティング)とは、1日だけ食事を摂らずに進めるダイエット法。基本的に水分の摂取はOK、固形物の摂取はNGとなっています。プチ断食の目的は、食べないことで体重を減らすのではなく、内臓機能を休ませて体をリセットすることがメイン。疲労が抜けると体の機能が回復し、代謝がアップして脂肪が燃えやすくなると言われています。ただし、これはあくまでも一時的な効果。油断するとリバウンドしてしまうので気をつけましょう。

ワンポイント

プチ断食には、断食日の前後に準備日と回復日を設ける必要があります。合計で3日間が必要となるので、週末を利用して行うと良いでしょう。

美ボディのための仕上げ
贅肉を「ととのえる」point

狙った贅肉を落とせるワケではない!しっかりと「ととのえ」理想ボディへ

摂取カロリー<消費カロリーの図式を守ることで、多かれ少なかれ確実に脂肪は減らせます。急激な変化が現れるような食事制限はオススメしませんが、やはり贅肉対策に食事制限は欠かせません。

とはいえ、食事制限ではココ!と気になる贅肉をピンポイントで減らすことはできません。基本的には手首・足首→ふくらはぎ→腕→太もも→顔周り→お尻・胸→お腹の順で皮下脂肪は落ちていくため、気になる部分が痩せる前に、アンバランスな体型になってしまうことも。特に35歳を過ぎてからは、脂肪が落ちたと同時に下垂し、余計贅肉が目立つことにもつながりかねません。

食事制限で内臓脂肪が落ち始めた(=少しだけお腹周りがスッキリしてきた)あたりからはじめるべきは、脂肪をととのえること。補正下着を使用して、脂肪が下垂し贅肉になるのを食い止めることが重要となります。

早い段階からしっかりとととのえてあげることで、体の脂肪キープ力も高まるため、後々に美しいボディラインを保ちやすいというメリットも。

食事制限で【しぼった】あとに
【ととのえる】下着たち

  • ブラジャー

    ワキや背中に流れやすい脂肪を美しくキープ

    柔らかく流れやすいバストの脂肪を、美しい位置でキープするためのインナー。自分に合ったサイズのものを利用することが重要。

    ブラジャーの効果

  • ボディスーツ

    1着で全身を整えられる優秀インナー

    バスト・ウエスト・ヒップをバランスよく整えてスタイルアップ。腹部に適度な圧がかかるため、食べすぎを抑える効果も。

    ボディスーツの効果

  • テディ

    脇からウエストの贅肉をサポート

    ボディスーツのカップがないインナーで、ブラジャーと併用するもの。贅肉が気になりやすい脇からウエストの引き締め効果が期待できます。

    テディの効果

贅肉を「ととのえる」効果を検証!
はじめての補正下着サロン体験レポ

30代に入ってからスタイルが崩れ出し、34歳でピンチを感じたレフレッシ編集部の理香。パツパツの太もも、段差のついた脇や背中など、知らず知らずのうちについてしまった贅肉を引き締めるため、初めて専門サロンでフィッティングを体験したレポートを掲載。協力してくれたのは、オシャレで普段使いもしやすいと人気の補正下着メーカーのbloom(ブルーム)さん。補正下着でどれだけスタイルが変わるのか、必見です。

補正下着体験
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