産後の体型戻しの成功のカギは
「骨盤矯正」
体重だけでなくスタイルも出産前に戻すために
産後は、体重が戻ったにもかかわらず、体型が変わっていることも。産後の体型戻しのポイントとは？
産後の体型戻しのポイント
骨盤矯正がカギ
産後の体型戻しで最も重要なポイントは、骨盤矯正です。妊娠、出産でゆるんでしまった骨盤を正しい位置に戻すだけでも、体型戻しに大きな効果が。逆に、体重は戻ったのに妊娠前にはいていたパンツやスカートが入らない、という場合がありますが、これは骨盤がゆるんでズレてしまっているから。骨盤のゆるみ・歪みは、血流と代謝の悪化を招き、下腹からお尻、太ももなどに脂肪をつきやすくしてしまいます。骨盤が正しい位置にないと運動や筋トレの効果も低くなるので、骨盤矯正がカギになるのです。
産後6ヶ月が肝要
骨盤矯正は産後6ヶ月までが肝要です。この頃までは骨盤を戻しやすく、痩せやすい時期。この時期を逃すと妊娠中についた脂肪がそのまま残ってしまいがちです。とくに骨盤が不安定な産後2ヶ月くらいまでは、脚を組んだり悪い姿勢で過ごしたりすると骨盤が歪みやすいので注意しましょう。ただ、産後すぐは体がぼろぼろの状態です。焦って無理はせず、自分の体調を見てできることからやっていきましょう。
体型を戻す骨盤矯正方法
寝ながらできる膝をかかえるストレッチ
まずは横になりながらできるストレッチからご紹介していきましょう。
布団などの上に仰向けで寝ころびます。
膝を曲げて両足を胸の方に引き寄せます。この際、息を吐きながら行うのがポイントです。
息を吐いている状態で両足を抱きかかえ、10秒ほどその状態を保ちます。
息を吐き終わったら、息を吸いながら両足を戻しましょう。
この動きを3回から5回ほど行ってください。
このストレッチで、骨盤の左右のバランスを整えることができます。
立った状態で腰を回すストレッチ
次は立った状態で行うストレッチをご紹介します。フラフープを回すように腰を回すのがポイントです。
足を肩幅ほどに開き、腰に手を当てて支えます。
目線は前を向いた状態で、腰を右回りにゆっくり回します。このとき、上半身はなるべく動かさないようにしましょう。また、呼吸も止まっていないか、意識して注意しましょう。
同じように左回りも行います。
左右とも30回ほど、無理のない範囲で行ってください。
整体を受けてみるのもひとつの手
ここまで自分でできる骨盤矯正方法を紹介しました。しかし、自分ひとりではなかなか続かない、辛い、という方も多いでしょう。そんなときは、整体のプロに見てもらうのも選択肢のひとつです。体のことをよく知っている整体師さんなら、より効果的に調整できますし、日常のアドバイスももらえるでしょう。有料ですし、1回ですべてよくなるわけではありませんが、それだけの価値はあるのではないでしょうか。
骨盤矯正をサポートしてくれる下着を着用する
ピッタリな下着の選び方
産後の体型戻しに効果的な下着と選び方のコツは何でしょうか。時期ごとに見ていきましょう。産後すぐはまずは体を第一に考えましょう。軽いつけ心地で通気性がよいもの、着脱が楽なものなど、優しく骨盤を引き締めてくれるニッパーやサポーターがよいですよ。2週目以降は、気になる部分を引き締められるものにシフトチェンジしていきましょう。無理を感じたらすぐに切り替えるようにしてください。1ヶ月を過ぎれば、本格的に体にあわせた補正下着を選んでいきましょう。
