妊娠・出産で起こる体型変化とは

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「妊娠・出産」
ママの体の中で起こること

赤ちゃんを守るために必要な脂肪

妊娠・出産を経ると、女性の体は大きく変化します。体型変化の原因や、下着選びのポイントについてまとめています。

出産までの体重増加と体型変化はどれくらい?

妊娠イメージ画像

妊娠期間中、個人差はありますが、妊婦さんの体重は10キロ前後、増えるのが一般的です。その内訳は、胎児が約3キロ、羊水が約500グラム、胎盤が約500グラム、子宮が約1キロ、血液が約2キロ、脂肪が約1キロといわれています。

妊娠中は、お腹の赤ちゃんを守るために脂肪がつきやすくなり、お腹が大きくなると運動量も減っていくので、筋肉も落ちます。妊娠中の体重増加は、赤ちゃんの成長のために必要なものではありますが、体重が増えすぎてしまうと、産後、体型が戻りにくくなってしまいます。というのも、妊娠中、10キロ前後体重が増えたにもかかわらず、出産で減るのは、胎児+羊水+胎盤の分の4キロほど。産後、体重を量って愕然としたというママも多いのではないでしょうか。

産後の骨盤の変化

妊娠・出産で大きく変わるのは体重だけではありません。骨盤の変化もそのひとつです。妊娠中でなくても、骨盤は閉じたり開いたりを繰り返しているといわれています。妊娠中は女性ホルモンの一種で、靭帯を緩める作用のある「リラキシン」の分泌が増加します。そのため、骨盤が広がりやすくなるのだとか。

産後、体重は戻ったのに、妊娠前に履いていたパンツやスカートが履けなくなったという人もたくさんいると思いますが、これは、お腹まわりについた脂肪と、骨盤のゆがみが原因だと考えられます。

産後の胸の正しいケアってどうすればいいの?

骨盤以外にも、見た目にもわかる大きな体型変化があります。バストラインです。妊娠が判明するかしないかくらいの妊娠2カ月頃からバストの変化が起こりはじめ、妊娠5カ月頃には、妊娠前よりも1カップ、7カ月頃には2カップほどボリュームアップするといわれています。

バストの大きさは、産後2、3日がピークとなり、その後、徐々にサイズダウンしていきます。産後1年ほどで妊娠前の大きさに戻るといわれていますが、とくに母乳育児をしていた人は、卒乳後、胸がしぼんだり、垂れてしまうことが多々あります。

妊娠・出産という大仕事を経て、最後に残ったのが、しぼんで垂れてしまった胸というのは悲しすぎますよね。そんな悲しい結果を避けるためには、妊娠中から卒乳まで、その時期のバストの変化に合った下着をつけるとことが大切です。今後のバストラインの変化に合わせて、「産後のボディメイク!失敗しない補正下着の選び方」をぜひcheckしてみて下さいね。

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