カラーを利用する
痩せ見えカラーで贅肉をスッキリ隠そう
色の持つ印象を上手に使って着痩せ効果をアップ
もっとスリムに見せたいのに、どうしても太って見えてしまう…という人は、色の使い方を間違えている可能性が大!
色の持つイメージはそれぞれ異なり、見る人の印象に働きかける力を持っています。その力を理解して上手に利用すれば、贅肉がついて困っている部分を上手にカバーできますよ。
細見えを目指すならダークカラーがおすすめ
痩せて見える色の代表格は、寒色系のダークカラー。ブラウン・ネイビー・カーキ・モスグリーンといった、秋や冬の印象を抱かせる色です。暗めでくすんだ色は光を吸収するイメージがあるため、引き締め効果が高いんです。逆に、パステルピンク・ライトイエロー・オレンジといった暖色系は光を放つイメージで太って見えてしまうため、できるだけ避けた方が賢明です。
ただし、アウターにダークカラーを使えば、インナーに明るい色を使ってもOK。ダークカラーのシャドウ効果で、暖色カラーの膨張効果を中和してくれますよ。
また、ダークカラーで全体をまとめるとどうしても重く見えてしまうため、もっとも引き締め効果の欲しい部分に取り入れて目線をそらす方法も◎。ウエストを細く見せたいならベルト、脚をほっそり見せたいならパンツやスカートにダークカラーを採用すると良いでしょう。
全身を黒でまとめるのはNGコーデ
痩せ見えカラーといえば「黒」と思う人も多いのではないでしょうか?確かに黒は引き締め効果が高く、ほっそりとしてキレイに見える色のひとつです。しかし、だからといって頭から足先まで黒で固めてしまうのはNG。全身のボディラインがよりハッキリと見えるようになってしまい、カバーしたい部分を隠せなくなってしまうのです。また、全身黒コーデは印象が重たくなり、見る人に圧迫感を与えるという弱点もあります。
黒を使って着痩せコーディネートをするなら、贅肉の気になる部分にピンポイントで利用すると良いでしょう。ポッコリお腹や二の腕が気になるならトップスに、お尻や太ももなどが気になるならボトムスに黒を取り入れると、より全体をスッキリしたイメージにできます。黒のワンピースを着るなら、明るい色のストールなどを使って目線が上にくるよう誘導すると◎です。
トップとボトムスを同系色でまとめると◎
着痩せ効果を高めるなら、トップスとボトムスを同系色でまとめると効果がアップ!上下につながりが出て縦に長く見せる効果が高まり、実際のスタイルよりもほっそりスリムに見えるようになります。
ただし、全身を一色のみでまとめてしまうのはNGコーデ。引き締めカラーのネイビーやブラウンなどを使ってもダメです。全身の印象がぼやけてしまい、着痩せするどころか太っている部分を逆に強調される結果となってしまいます。
おすすめなのは、同系色カラーの濃淡をうまく使うコト。たとえば、ベージュとブラウン・黒とグレー・ブルーとネイビーといった具合です。コントラストをつけることで上下にメリハリが出て、気になるボディラインを視覚効果でカバーできるようになります。