知っておきたい!贅肉がつく原因とは?

贅肉がつく原因って?

女性ならではの敵、それが皮下脂肪

脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪というのは、皮膚のすぐ内側にある脂肪のことで、お腹などをつかんだときにつまめる脂肪のこと。妊娠や出産があることから、女性につきやすい脂肪だともいわれています。

贅肉(ぜい肉)の種類と太る原因って関係ってあるの?

皮下脂肪は、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなることで、余分なエネルギーとなって贅肉として蓄えられていきます。これが、太ってしまう原因。この皮下脂肪は、一度ついてしまうとなかなか落ちないうえ、冷えたり血流が悪くなったりしてしまうと、老廃物や余分な水分などをため込み、やがてセルライトになってしまいます。脂肪がセルライト化してしまうと、さらに落とすことが難しくなります。

また、幼少期から思春期頃までの間に太ってしまうと、脂肪細胞が多くできてしまい、一度できてしまった脂肪細胞は減ることがありません。ひとつひとつの脂肪細胞は、脂肪を取り込んで、いくらでも大きくなるという特徴があるため、少し食べすぎただけでも体が太くなってしまう傾向があります。幼少期の頃の食生活には、とくに気をつけることが必要です。

皮下脂肪を減らすには、まず、体の中でエネルギーが足りない状態にします。それによって、足りないエネルギーを皮下脂肪から作ろうとするので、皮下脂肪が減りやすくなります。食事制限など、エネルギー摂取量を減らすのはもちろんですが、皮下脂肪を減らすためには運動も必要不可欠。有効なのは有酸素運動で、誰でも簡単にはじめられるウォーキングがおすすめです。

落としやすいのは「内臓脂肪」

内臓脂肪は、その名の通り内臓の周辺につく脂肪です。女性よりも男性につきやすいといわれています。内臓脂肪は過剰なエネルギー摂取や運動不足によってつきやすくなるのですが、過剰な内臓脂肪は、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。見た目ではなかなかわかりづらいので、知らないうちに病気が進んでしまうということも…。肥満の自覚がなくても注意が必要です。でも、内臓脂肪は皮下脂肪よりも代謝が活発なので、運動で落としやすい脂肪だといわれています。

贅肉って胸に移動できる?

バストアップイラスト

贅肉が胸に移動できるという噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。贅肉が胸に移動できるという医学的根拠はありませんが、マッサージやリンパケアなどによって、バストのハリやバストアップには効果的と言われています。

バストが垂れて、顔とバストトップの距離が遠くなると実際より太って見えやすくなったり、せっかくの胸のお肉が、わきや背中に流れてしまうことに…。そうならないためにも、1番大切なのは、自分のバストのサイズにあったブラジャーをすること

綺麗なバストラインを作るには、正しいサイズ選び、正しいブラジャーの付け方をきちんと理解しておきましょう。そうすることで、脇や背中に流れてしまう贅肉を胸に持ってくることも可能です。実際に、正しいブラジャーをつけてカップがアップした人もいます。バストは、年齢とともに垂れていくので、補正下着を着用するなど早めのケアを心がけましょうね。

ワキ肉を収めて綺麗なバストラインを作る方法をcheck

正しいブラジャーのつけ方

  1. ストラップに手を通し、少し前かがみになってブラジャーで胸を覆ったら、ホックを留めます。
  2. ブラジャーの中に手を入れて、指先を揃えて手のひらを密着させ、背中のお肉を斜め下へ下げたら、そのお肉とアンダーの下のお肉を今度は斜め上方向へ引き上げます。背中から脇の肉を前に持ってくるようにして、ブラジャーのカップにしっかりと収めてあげてくださいね。
  3. 最後に、上体を起こして、ストラップがたるまないように、長さを調整して完成です。この時アンダーが床と平行になっていればOKです。