ダイエットピルなら安全で効率的に贅肉が落とせる?

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ダイエットピルで贅肉対策

医師に処方してもらうから安全に痩せられる

ダイエットピルとは、医師の指導のもと服用する医薬品。体に負担をかけることなく、自然と体重を落とすことができます。医師から直接アドバイスをもらえるため、適切な減量へと導いてもらえるでしょう。ここではダイエットピルの種類ごとに、その特徴を解説します。

ダイエットピルの効果が期待できる理由

ダイエットの一番の敵は空腹。空腹に耐えかねてついつい食べ過ぎてしまい、あとから悔やんだなんて経験はないでしょうか。このときダイエットピルを使用すれば、空腹感に耐えるつらさがありません。

これまではアメリカで多く使われてきたダイエットピルですが、近年は日本でも健康・美容の観点から高い注目を集めています。服用する際には医師から生活習慣についてのアドバイスも受けられるため、より高い効果が期待できるでしょう。

ダイエットピルの種類

ダイエットピルには複数の種類があります。なかでも主流は食欲を抑制するタイプ、そして脂肪吸収を阻害するタイプです。食欲抑制剤は食欲そのものを抑えてくれるため、体内に入るカロリーを減らすことが可能。後者の脂肪吸収阻害剤は、脂肪の吸収を抑えることで摂ったカロリーをそのまま体外に排出するものです。

このほかにもブドウ糖再吸収阻害薬や脂肪燃焼サプリがあり、症状に応じて処方してもらえます。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

食欲抑制剤

代表的な食欲抑制剤はサノレックスです。主成分のマジンドールが摂食中枢に働きかけることで、食欲を抑制。完全に食欲がなくなるわけではありませんが、少ない食事量でも満腹感を得られるため、「ダイエット中でも空腹を我慢できない」という方に向いています。日本の厚生労働省にも認可された薬剤なので安心感があるでしょう。

主に以下のような症状の人に処方されます。

  • ・普段の食事の量が多い人
  • ・食べ物に対する執着が強い人
  • ・空腹で眠れなくなってしまう人
  • ・ストレスでドカ食いをしてしまう人

食欲を抑制することによって、食事制限に対するストレスを減少できる点がメリット。新陳代謝を高める働きもあるため、有酸素運動を取り入れるとさらにダイエット効果が上がります。服用している間は自然と痩せやすくなるでしょう。

サノレックスの副作用は、口の渇き、便秘、口内苦味感、吐き気などです。症状がひどい場合には服用を中止する必要があります。

脂肪吸収阻害剤

よく用いられる脂肪吸収阻害剤はゼニカルです。脂肪分解酵素の働きを抑えることで、体内に入った脂肪分のおよそ30%を吸収せずに排出します。食べたいものを我慢しなくて済むため、ストレスを感じずにダイエットができるでしょう。食事制限をする必要がないぶんリバウンドの心配もありません。

ゼニカルが効果的な人は以下のとおりです。

  • ・脂っこい食事が好きな人
  • ・外食が多い人
  • ・重度の肥満症の人
  • ・早く痩せたい人

ゼニカルは脂っこい食事の前に飲みます。飲み忘れたときは食後でも構いませんが、食前の服用がベストです。脂肪分は便に混じって出てくるので、効果が目に見えやすいのも特徴。アメリカの厚生労働省にあたるFDAで正式に認可されており、安心して使うことができます。

副作用として報告されているのは、急な便意や胃腸の膨満などです。また、脂質に溶けて吸収されるベータカロチンやビタミンA、ビタミンDなどが不足する可能性があるので、ゼニカルの服用中は意識して摂取する必要があります。

ブドウ糖再吸収阻害薬

ブドウ糖再吸収阻害薬は、ブドウ糖の吸収を抑えて体外に排出する薬剤。スーグラやカナグルなどがこれにあたります。もともと糖尿病治療薬として使われていたもので、ダイエットが主な目的ではありませんでした。

通常、血液中の糖は腎臓でろ過されたあと、尿細管から再吸収されます。この再吸収を抑え、尿と一緒に排出させる役割を持つのがブドウ糖再吸収阻害薬です。1日で240kcalを排出できるので、1ヶ月で1kg程度の脂肪を減少させる計算となります。

脂肪燃焼サプリ

脂肪燃焼サプリの一例として、BBXダイエットサプリが挙げられます。ストレスが溜まりやすい人は特に、食欲を促進させる物質「コルチゾール」が多く分泌された状態です。BBXダイエットサプリはこのコルチゾールのバランスを整え、食欲と一緒にストレスも抑制。さらに脂肪の吸収を抑えてくれる成分も含まれており、ストレスを感じやすい人や、ついつい食べ過ぎてしまう人に適しています。